牟岐人 - MUGIZINE

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小規模だからこそ楽しめるアウドドアを追求していきたい – 牟岐町地域おこし協力隊 石崎勝平

牟岐町地域おこし協力隊 石崎勝平さん

今年は暖冬の影響なのか?
気のせいかスギ花粉が飛び交う時期がいつもよりかなり早い気がしているし、ヒメコブシやモクレンが咲くのも早い気がしている3月中旬です。

牟岐町では移住者や交流人口を増やしていこうと、この牟岐に住む人をピックアップするウェブサイト「MUGIZINE」や空き家バンクなどを中心に様々な取り組みが行われているのですが、地域おこし協力隊を募集していくことも移住者や交流人口を増やしていく大事な一歩ということが出来ると思います。(この記事を書いている私も地域おこし協力隊から牟岐町へと定住をした移住者です)

今回は、今年2019年1月から大阪から移住され、2月から地域おこし協力隊として赴任した石崎さんを紹介したいと思います。

石崎勝平(いしざきかっぺい)さん(35歳)

大阪府堺市から牟岐町へと移住された石崎さん。
前職はアウトドアプランドの販売員やアウトドア用品の商社に務めてきたこともあり、根っからの自然やアウトドア好き。
なので大阪ではなかなか求めることの出来ない自然環境を求めて、この牟岐町へ移住をしました。

実は移住をする前からお隣高知県東洋町の生見海岸には度々サーフィンをしに遊びには来ていたのだとか。

その時は牟岐町の内妻海岸ではサーフィンをしたことがなかったし、ただ通り過ぎる町だったそうですが、現在地域おこし協力隊として活動している中井さんとの縁で、牟岐町への移住を決めたそうです。

趣味は釣りやサーフィン、山に入って散策をするなど、とにかく海や山の自然環境が大好きな様子で、テンカラ釣りと言われる毛鉤(ケバリ)を使った釣りもこれからやっていきたいと考えているようで、お話を伺ったこの日は目の前で毛鉤を作ってくれました。

ちなみにテンカラ釣りで狙う魚はこのあたりだとアメゴ。
全国的にはアマゴと呼ばれていますが、ここ徳島県はそれが訛ってアメゴと呼ばれているのです。

毛鉤に使う羽は販売しているものもありますが、友人からもらった孔雀の羽根を使うこともあるそうです。

羽を巻き付け、何かの虫っぽく見せて制作。

5分も立たないうちに完成。
3月から渓流釣りが解禁されたので、これからアメゴを狙って釣りに行ってみたいそうです。

趣味が仕事になる

こうした趣味を地域おこし協力隊の活動はもちろん、地域おこし協力隊の任期が終えたその後のご自身の仕事作りに役立てていきたいとお話をしてくれました。

…というのも、牟岐町には一級河川や、多くの観光客が訪れてトレッキングを楽しむような山はないのですが、小さな川があり、ちょっとした時間を使って程よく登山を楽しめる山があったりするので、そんな小規模だからこそ、深く楽しめるようなツアーガイドサービスなどを提供してみても面白いのではないかと感じているそうです。

趣味が仕事になる、そんな言葉がピッタリ来るように感じます。

赴任して約一ヶ月。
まだまだ移住をしたてですし、牟岐町のことも全く知らないことが多い状態なので、今はとにかく牟岐町に限らずこの近辺の自然が豊かな地域を回って、何をやっていくことが自分にとって正解なのかを見て、時には一緒に何かをやっているそうです。

お話を伺ったこの日は炭窯をやっている西澤さんのお手伝いに。

現場仕事の経験は無いけれど、大阪にいるときから現場に入って作業をするのが好きだそうで、そうした人がカッコ良く見えるともお話をしてくれました。

なので石崎さんもこれからきっと山や川などの現場にガッツリと入って活動をしていくことになるのではないでしょうか。

牟岐町の地域おこし協力隊としても、石崎さん個人としても、どんな活動を展開していくのか非常に楽しみです。

また近々、石崎さんと山に入って牟岐町の観光資源探索や、これから山菜の季節なので単純にそんな山や自然の素晴らしさというか、自然が身近あることの価値を多くの人達に伝えられたらと思っております。
またそちらも記事にしますのでお楽しみに!

今回の牟岐人

石崎勝平さん (いしざきかっぺい)

牟岐町地域おこし協力隊
牟岐町地域活性化センター:☎ 0884-72-0058

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