11月17日(日)に牟岐町民体育館・B&Gプール周辺駐車場で第6回にぎわい産業祭が行われました。牟岐町で活動する関係人口として、徳島文理大学食物栄養学科もちっとむぎゅっとの会、徳島大学理工学部建築サークルAUT、NPO法人ひとつむぎが出店し、地域実習で牟岐町を訪れていた京都産業大学木原ゼミは地域の方々と共にイベントを楽しみました。
徳島文理大学もちっとむぎゅっとの会は、これまで牟岐町のもち麦や実生柚子、モリンガなどの食材を使って地域活性化につなげてきました。
「もちっとむぎゅっとの会」紹介
https://www.bunri-u.ac.jp/faculty/human-life/info-category/bunya/mochimugi/
今回は、牟岐の農業を守る会の「もち麦うどん」の販売のお手伝いとJA徳島県牟岐女性部の物産販売や試食のお手伝い、また商品や食材についてのアンケート集計を行いました。


販売や試食を通して学生からは「『母ぁちゃんもち麦味噌』を使った味噌汁が好評で、地域のおじいちゃんからは甘くて若者向けのお味噌だと意見をいただきました」「笑顔でいたら興味を持って来てくれて嬉しかったし、声をかけるのが楽しかったです」「また買いに来るねと声をかけていただいてフレンドリーだと感じました」などの声があり、普段はあまり話すことのない地域の方々との交流ができたことが心に残っているようでした。



徳島大学理工学部建築サークルAUTは、かいふの木の家(海部森林組合)と共同出店でクリスマスの子供向け工作体験を行いました。
3年生の福島暖空(はる)さんは、「今回の出店について、『かいふの木の家』さんに繋げていただいたことで、よりコミュニティに入っていけたように感じました。普段の活動では、8月に小学生向けの工作体験を行ったり、11月には出羽島の看板を制作したりして、看板は今年度中に設置予定です。また、改修している船戸荘をより多くの人に知ってもらうためにパンフレットを制作中です。」と、幅広く牟岐町で活動していることを伝えてくれました。
活動については、インスタグラムで発信しています。
徳島大学canso船戸荘利活用PJ (@canso_tokushima)
https://www.instagram.com/canso_tokushima?igsh=MTdwaWNsNmR6YjN6



NPO法人ひとつむぎの大学生3人と牟岐中学校1年生の富田輝(あきら)さんは、この夏から続けてきた中学生向けプログラム「ふらいき」で考案されたレンコ鯛の天丼を販売しました。天丼のつゆは、地域の方から教えていただいた出羽島の郷土料理である島そうめんのつゆのレシピを使用しました。レンコ鯛の煮つけの煮汁をつゆとしているため、天つゆよりも甘辛く旨味が感じられるものでした。
NPO法人ひとつむぎの活動はこちらから→
https://hitotsumugi.org/

理事長の中山知華さんは「ふらいきで学んだ課題から地域を元気にしたいという想いで、中学生や地域の方々と一緒にメニューを開発しました。地域の方々から好評だったのが嬉しかったです。」と感想を述べました。
富田輝さんは「結構売れて嬉しかったです。家では卵焼きを作ったり、ハンバーグを作るのをお手伝いしたりしています。レンコ鯛を揚げるのが難しかったけど、盛り付けは楽しかったです。知り合いが来てくれて褒めてくれました。」と、楽しく販売できたことを伝えてくれました。


京都産業大学木原ゼミの2年生は地域実習のため、牟岐町に滞在しており、産業祭を楽しんでいました。京都産業大学木原ゼミは、2018年から牟岐町で関係人口創出に関わる活動を行ってきました。これまで牟岐町の実生柚子の商品を京都のマルシェで販売したり、牟岐町のオリジナルブレンド米のパッケージデザインをゼミ生が考案したりしています。
「2回生初の牟岐町秋合宿を実施しました!」
https://www.kihara-seminar-web.net/2024/11/22/%EF%BC%92%E5%9B%9E%E7%94%9F%E5%88%9D%E3%81%AE%E7%89%9F%E5%B2%90%E7%94%BA%E7%A7%8B%E5%90%88%E5%AE%BF%E5%AE%9F%E6%96%BD%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F/

12月14日(土)の11時から17時30分には、コミュニティ・バンク京信QUESTIONにて「牟岐Day」が開催されます。特産品である実生ゆずをテーマに、木原ゼミが今までのイベントで繋がった出店者さんが集結し、コラボ商品を販売します。
【関西圏の皆様へ】12月に開催されるイベントのご案内
「牟岐Day」 https://www.town.tokushima-mugi.lg.jp/docs/2024112000022/
今回、初めて牟岐町を訪れた椙村萌恵さんは、「牟岐を訪れる前は、人口減少の問題があったり、外から来る人に対して良く思っていないんじゃないかなど、マイナスのイメージを持っていたけど、牟岐町は若者が集まる町だと感じました。また、大学生だけじゃできないことに対して、町民の方々が積極的に関わってくれて、アシストしてくれました。関わっていく中でみんな牟岐のことが好きで、その感覚が新鮮で羨ましいと思いました。」と、初めて訪れて感じた牟岐町の印象を伝えてくれました。

また、おばあさまが牟岐に住まわれているという木村諒佑さんは「私は父が牟岐町出身なので、幼い頃からこの町をよく訪れていました。木原ゼミに入る前はなんとなく田舎の小さい町というだけの認識でしたが、ゼミ活動という視点で改めて牟岐町に来て、町を盛り上げようとする役場の方々、町で活動する大学生や若者、住人などがひとつになって様々なプロジェクトを行っていることを知り、牟岐町の多面的な姿を感じることができました。今後のゼミ活動でまた新しい牟岐の一面を見つけていきたいと思います。」と意気込みを語ってくれました。

牟岐町では様々な若者関係人口が活動しています。今回、出店以外に、体育館には各団体の活動についてのパネルが展示されていました。産業祭をきっかけに、町民の方々にはいろんな若者がそれぞれの形で牟岐町で活動していることを知ってもらえたのではないでしょうか。大学生と町民の方々が直接関われる機会は少ないかもしれませんが、大学生が町民の方々と交流することで、お互いへの理解を深め、町への愛着を持つきっかけになっているのではないかと感じました。



ライター:地域おこし協力隊 真武


