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【牟岐町】姫神祭りに向けてしめ縄を作る人たち

毎年恒例のしめ縄作り

夏間近となってきましたが、まだまだ雨の天気が続く牟岐町。

この日は牟岐町の奇祭「姫神祭り」に向けた、しめ縄の準備が行われていましたのでお邪魔してきました。

準備が行われたのは廃校になった元小学校の校舎。
雨が降っていないと外で行われるのですが、この日は生憎雨が降り続いてしまったために、こちらで行われました。

先ずは藁を運びます。
この藁は昨年の秋に西又地区で育てられた物。

コンバインで稲を刈り取った藁を、毎年このしめ縄作りのために保存しているそうです。

今回作るしめ縄は、姫神祭りの御神体に飾るために作られます。

そのため長さがなんと25メートル!

毎年西又地区の方々が協力して7名ほどで制作をしているそうですが、高齢化や伝統継承ということもあり、昨年から牟岐の農業を守る会の皆さんと一緒に活動しているようです。

熟年の方から軽くレクチャー。

後は力のある男性陣で絞めていきます。

絞めただけとボサボサになったままなので、ハサミで綺麗にカットしていきます。

一時間ほどで長〜いしめ縄に。

毎年大変だと30年以上も制作に関わっている方はおっしゃっていましたが、今年は多くの参加者によって大変な作業が分担されているようです。

絞めすぎて出血する人も。
かなり締め込むため、かなりの力がいることは想像に難しくありません。

なんとも圧巻の長さ。ここまで長いと重さもかなりあるのです。

仕上げにカッターでザクッと。

綺麗に整いました。

最後にぼんぼりを付けて完成です。

今年は7月28日に行われる姫神祭り。
それまでここで保管され、当日御神体への飾り付けがされるそうです。

台風が来て中止にでもならない限り、そんな様子もこちらのブログ記事でアップしていきたいと思います。

姫神祭り情報はこちらから!

牟岐町と牟岐町観光協会が主体となって開催される姫神祭り。
神事や海上パレード、花火などの各イベントが盛りだくさんとなっているので、皆さん是非気軽に参加してみると面白いと思いますよ!

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