牟岐町は海が近く、漁師町であるために多く人は「あの町は海の町」といった印象持っているかもしれない…それは町外の人には限らず町内の人もである。そんな海の町にも絶景の棚田があることをお知らせしておきましょう。
これを書いている現在、牟岐・出羽島アート展2015が行われていて、それと同時に「かかしコンテスト」も行われています。
2015年3月16日現在、これは3月29日まで続きます。その絶景の棚田近辺にはたくさんのかかしが展示されております。実はボクは牟岐に移住してきて半年、「絶景スポットの棚田」がありますよとチラッと話しを聞いていたりしたのですが、実際に行ったことはなかったのです。というか場所を知らなかった。その絶景スポット棚田をようやく訪れることが出来たので、早速紹介しましょう。
その絶景スポットの棚田に行くには車でもいけないこともないですが、その近辺に住んでいる人もおりますし、道も非常に狭くなっていたりするので、歩いていくのが無難でしょう。大体旧鬼ヶ岩屋温泉から歩いて大体30分程度でしょうか。少し坂になっているので、「簡単な登山に行くぞ!」といった気持ちで行ったらいいと思います。
こんな坂道を歩いて行くのです。
先ほども書きましたが、現在かかしコンテストが行われていますので、所々にかかしが展示されています。これは隣町海陽町の「ふるるん」。ゆるキャラがかかしになる時代なのです。クオリティが高い!
さらに歩いて行くとこんな沢が流れています。この音が非常に心地が良いのです。
沢の向こうには人間の手が長いこと入っていないカッコイイ雰囲気の棚田が。
さらに歩いていくとこんな棚田がたくさんある場所につきます。
山に囲まれていてなんとも素晴らしいエリア。
この綺麗な石積みは芸術の域。そして時間が経ったからこそ出る雰囲気。
アート展期間中はかかしもたくさんおります。
こんなかかしも!カモン牟岐のTシャツ着てるので、きっとカモン牟岐のメンバーなのでしょう。
一番絶景の棚田スポットへは棚田の中を通って登っていきます。
登っているとたんぽぽを発見。もうすぐ春ですね。ああ待ち遠しい。そろそろつくしも顔を出すかもしれないですねー。
上に登って行くとめっちゃ要求してくる看板が。これは行くしかない。
そして一番上の展望場所に到着。どうですかこの美しい棚田の光景。素晴らしく絶景じゃないですか。海の町牟岐にもこんな絶景スポットがあるんですよね。
「故郷 ふれあいと癒やしの風流 棚田展望」
そしてそれを望むかかし。
今回のかかしコンテスト、主催は観光ボランティアガイドをされている満石先生という方なのですが、これを始めたキッカケは「この棚田を多くの人に見てもらいたい」という気持ちで始めたそうです。こうした動きは非常に素晴らしいですよね。これをキッカケに間違いなく何かが動いていくことでしょう。
現にボクはこうして棚田へと初めて訪れるキッカケが出来て、こうして記事を書いていますしね。是非皆さんも訪れて頂けたらと思います。写真で見るよりも多分100倍は綺麗ですから。
場所は結構わかりづらいかも…赤い橋を渡らずにこの道をそのまま直進すると棚田にいけますよ。