2015年の3月に行われる「牟岐・出羽島アート展2015」のプレイベント(先行イベント)の「出羽島編」が行われたので、その模様をここに記録しておくことにします。
プレイベントの会場
今回のプレイベントの会場に使われたのは出羽島体育館。開催期間は11月15日から24日まで。23日には作家の吉田さんによるワークショップも行われましたよ。
出羽島にも小学校があったらしいのだけど、今はその校舎は取り壊されて更地になっている。そこに通う小学生のための体育館だったようですね。
手前の更地に小学校があったようです。少しだけ高台にあるので、反対側を見渡すと牟岐町が見渡せる景色が非常に気持ちがいいところなのです。
作家 吉田一郎さん
今回のプレイベントで体育館全体に作品を展示した吉田一郎さん。
1960年生まれ。海陽町在住。
漂流物や布に命を吹き込み、大人も子供もワクワクする作品を作り続けている。
2013年 岐阜フラッグアート展最優秀賞
2014年 六本木アートナイト参加・国立新美術館エントランスに展示
今回は「かおかおさんをつくろう」というワークショップが行われたのですが、これはその時の様子。子どもたちを前にストーリーを聞かせる吉田さん自身が子供そのもので素敵でしたね。
ディレクター 宮本紫野さん
そして前回のアート展に引き続き、今回の「牟岐・出羽島アート展2015」の総合ディレクターを務めているのが宮本紫野さん。吉田さんの作品の中ですっかりくつろいでます。
宮本さんが出羽島の方々とお話している姿が印象的でしたね。何気ないところからこのようなイベントって始まるんですよね。
プレイベントの様子
これらすべてが吉田さんの作品。体育館全体は完全に吉田ワールドになってました。
大量の絵本。時間を忘れれる空間です。
作品をよく見るとそれぞれのキャラクターが張り付いているのです。
福井町長もおいでくださいました。吉田さんの過去の作品を見てました。
ワークショップが行われた日にはパスカルタワーにも展示されました。
ワークショップの様子
作品を展示しているのは期間中ずっとでしたが、1日だけ「かおかおさんをつくろう」というワークショップが行われました。
大量の古着や布の切れ端から「かおかおさん」を参加者みんなが作るわけです。
こうして今回のワークショップで出来た「かおかおさん」たちは次回の3月1日から29日のアート展の時に「ニョロ太郎」として作品の一部になるそうですよ。
というわけで3月のアート展本番。出羽島のみではなく牟岐でも開催されるということなので、どんな感じになるのか非常に楽しみなところであります。