すっかり秋めいてきた徳島県南部。
牟岐町は磯釣りのメッカとして非常に有名な大島がある町で、徳島県近辺に住む釣り好きの方々には良く知られている所でして、そんな釣り好きの皆さんが毎年参加されているイベントがあります。
牟岐町観光協会主催の今年で37回目となる牟岐町観光磯釣大会。
計量により一番多く釣った方が一位という、非常にシンプルな大会。
毎年2月に開催されておりましたが、今年からは魚の釣れ具合を考慮し、11月に変更となり、つい先日11月4日に行われました。今回は計量の様子を拝見しにいってきたので、写真を中心にお伝えしたいと思います。
14時頃に納竿だったので、14時頃に牟岐町磯釣組合の前に到着してみると、間もなく次々と渡船が帰港してきました。
クーラーボックスを持って参加者の皆さんが続々と船から降りてきます。さぁどんな魚たちが釣れているのか?個人的にどんな魚でも見ているだけで楽しくなる人間なので、釣れている魚たちを見るのがめちゃ楽しみなのです。
今回の参加者はなんと約140名!ほどだそうで、早速計量が始まりました。2月だとなかなか釣れづらいそうなんですが、11月の一番良い季節ということもあり、皆さん全体的によく釣れていたようです。
グレを中心に、アイゴ、チヌ、シマアジ、シオなども釣れており、参加者みなさんも多分相当釣りを楽しめたんじゃないでしょうか。
アイゴは磯釣りの定番の魚ですが、磯臭いという印象が強いためか?食べられない地域も多くあるのですが、牟岐町では主に干物として食べられたり、もしくは新鮮なものであれば刺身でいただくと、独自の臭みが旨味に感じる非常に美味しい魚です。
大きなグレもちらほら釣っていました。
写真でみると小さく見えちゃいますが、45cm近くはあった立派なグレ。
こちらは今回の大会でボクが見た中で最大と思われる石鯛。
2.85kgあったようですが、この方が一位になったのかは定かではありません。
磯釣組合は役場の向かいに位置するのですが、この場所にここまで人が集まっているのはかなり新鮮な光景。実は毎年一年に一回こうして盛り上がっているんだと思うとうれしくなります。
参加者の皆さんも徳島県全域から参加されていたり、徳島県内に限らず、香川県や遠い方だと姫路の方から参加されている方もいました。偶然ボクのお知り合いの上板に住んでおられる方も参加しており、ちょっとビックリしました(笑)
そこそこ大きな魚はこうして長さも計測。
因みに計量係を担当しているのは牟岐町役場の皆さん。
休日にご苦労さまです。
来年は是非!磯釣大会へ!
というわけで、磯釣りの腕に自身のある方や、釣りを趣味にしている移住を考えている方などは是非、この磯釣大会に参加をしてみてはどうでしょうか。
牟岐町にある巨大な無人島、大島を舞台にしたスケールの大きな磯釣りは、きっと素晴らしい体験となると思います。
徳島県観光磯釣渡船共同組合
第五海漁丸の密着記事はこちらから
以前取材させていただいた第五海漁丸に乗船した時の時期はこちらから。