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2018年牟岐町秋祭りの様子

 

台風の多い2018年。

特に9月10月からは本格的に台風が上陸するシーズンでもあり、この秋祭りがある10月7日も台風25号が接近していました。

もしかしたら今年は中止なるのか?と思われましたが、無事に過ぎ去ってくれ、雲は多いながらも夏を感じさせるような日差しと暑さを感じる日に恵まれました。

DSC00054.jpg数年前までは様々な理由から、こうした祭りが寂しくなっていたのが現状だったのですが、ずっとここに長く住んでいる若い人や、Uターンしてきた若い人、それに地域に住み続けている地元の方々の協力により、復活をした関船があります。

これをキッカケに祭りが活発に行われるようになったと地元の方々はお話をしています。
関船が復活をして今年で3年目…そんな2018年の秋祭りの様子を、写真を中心にお伝えしていきたいと思います。

中町勇太鼓が練り歩く

DSC09995.jpgこの日、祭りに訪れた時には役場前を練り歩いていた勇太鼓(いさみたいこ)。

DSC09990.jpgこの秋祭りでは3つの地区のモノがこのように町を練り歩いているのですが、その3つの中でも一番荒れくれているのがコレ。

西浦花車も登場

DSC00001.jpgと、見ていたら西から東の八幡神社へと向かう西浦花車(にしうらだんじり)が。

DSC00017.jpgこの花車は、子どもたちが花車に乗り、演奏をしながら町を練り歩いて行くのと、化粧をしているのがなんとも特徴的。

DSC00025.jpg牟岐川をまたぐ大川橋を渡り、八幡神社へと向かいます。

そして船型だんじり関船も

DSC00062.jpgそして船型のだんじり関船も牟岐の東の町を練り歩きはじめていました。

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DSC00085.jpg長さ14メートルほどいうことで、船型のだんじりでは相当大きく、それ故にまっすぐ八幡神社のあるところへ向かいます。

DSC00117.jpg途中、西浦花車がやってきて、道を塞いで祭りを盛り上げる場面も。
昔の話であれば、こうしたことをキッカケに地区同士の本気の喧嘩も始まっていたのでしょうが、こうした事も今では毎年恒例の行事のひとつとなりつつあります。

御稚児神輿による神事も行われています

DSC09488.jpg各地区同士盛り上がりながらも、八幡さんでは御稚児さんの神事が行われていました。

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DSC00166.jpgこちらも町を練り歩いていきます。

DSC00169.jpg御稚児さんではないのですが、こども神輿も。

DSC09525.jpgそして練り歩き終わったら、すべての神輿が八幡神社へと集まっていました。

DSC00207.jpgこれは皆さんが集まって集合写真を撮っている時の様子。

もともと、このようにすべての地区の神輿が八幡さんに集まるようなことはしなかったそうなのですが、ひとつに集まって祭りをこれからも盛り上げていこうという意思が、祭りに関わる人たちからひしひしと感じることが出来ますね。

DSC00225.jpgそして祭りも終盤になり餅投げがスタート。
各地域によって色々と風習が異なると思いますが、こちらの地域ではこうした行事があると必ず餅投げをするのが風習なのです。

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DSC09540.jpg餅投げが終わり、多くの人で賑わっている八幡神社。こここにこれほどの人が集まるのはきっとこの秋祭りの時だけなんだと思います。そんな意味でも秋祭りって素晴らしいなと感じます。

最後に浜入り

DSC09543.jpgそして最後に浜入り神事。昔は本当に神輿を浜入りしていたとも聞いたことが。
ただ、今は浜がなく、浜入りが出来ないため、昔浜があった場所で神事を行うようにしています。

DSC00279.jpgそんな名残か…浜入りするかのように何度も海に向かって走り回る花車。

DSC00287.jpg勇太鼓も負けじとぐるぐると回りまくっています。

こうして牟岐町の今年の秋祭りも終わりを迎えることが出来ました。

終わりに

関船が復活したことで事実上、秋祭りも復活をしたのだと思います。
ボクは毎年この秋祭りを見ているのですが、結束力というか、団結力が年を追うごとに凄くなってきているなというのがとても印象的です。

その凄さは、この秋祭りに関わる人たちがきっと色々と苦労をしながら、時間をかけて、人と人とのコミュニケーションを新たに作り上げていっているものなんだと思います。

いつか、そんな祭りに関わる人をここ「牟岐人」でお話をお聞かせ頂けたらなと思っている次第です。

 

 

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