牟岐町の奇祭の「海上パレード」に参加!
梅雨が明けて蒸し暑い日が続く徳島県牟岐町。
7月28日、この日は牟岐町の奇祭「姫神祭り」が行われていましたので、こちらの「海上パレード」に参加してきました。
奇祭とは見ての通り。
牟岐の無人島、牟岐大島の入り江に男性のシンボルの様に見える大きな岩(珍宝岩)があるのですが、それをモチーフにご神体とし神社に祀るようになったのです。
八幡神社にて、神事、奉納を終えて牟岐大島行きを待機しているシンボル像。
14時から出港を前に、牟岐町役場の方々が港まで運びます。
船にご神体を乗せて準備完了。
乗船するお客さんやギャラリーも増えて、皆さん珍しさにここぞとばかりに写真を撮っていました。
皆さんワクワクしながら乗船。
ただ、この日は熱帯低気圧の影響で海が時化ていたため、もしかしたら引き返してくるかも…とのアナウンスも。
一先ず全船出港です。
同乗していた皆さんもワクワクです。
写真では伝わりにくいですが、海は結構なうねり。
同乗者の方々も最初はキャーキャー言ってましたが、途中から・・・・でしたw
波を切りながら快走していくシンボルを乗せた船。
悠々と海を走るシンボル船。珍景ながらもなかなか勇ましく見えますね!
お客さんを乗せた船も一緒に次々と牟岐大島へと向かっていきます。
途中引き返すかもとのことでしたが、どうやら行けそうですね。
牟岐大島の湾内に到着。ここまできたらうねりもなくなります。
湾内の手前では大漁を祈願して神事が行われます。
魚を海へと奉納します。
イサギやら真鯛やら。漁師さんの大漁祈願です。
神事、奉納が終わりましたらこちら。
こちらがそのシンボルです。この船の向きでは分かりづらいのですが、男性のシンボルのように見えるのです。
そして先日作ったしめ縄、こちらをこの岩に飾ります。
飾りが終わったら、男性陣はここから飛び込みます。
なんでもこの岩から海に飛び込んだ男性は良妻が嫁ぐと言われているそうです。
皆さんガンガン飛び込みます。
飛び込み終わったら牟岐大島を後にします。帰りは詳しいことは分かりませんが、きっよ黒潮の関係なのでしょう。うねりもなくあっという間に帰港しました。
というわけで、今回は牟岐町で毎年行われている姫神祭りの海上パレードに参加をしてきました。
牟岐大島は数回訪れたことがあるんですが、ここまで天気が良く、また多くの人達と共に訪れたのは初めてで、やっぱり行くたびに良いところだな〜と思わずにはいられませんでした。
姫神祭りは「海上パレード」だけではありません!
またこの姫神祭り、今回私が参加したのは海上パレードのみでしたが、朝から神事や奉納、夕方前からはステージを組んでお祭りがあったり、阿波踊りがあったり、夜にはなんと言っても花火が行われていました。
こうした姫神祭りの情報に限らず、牟岐町の観光情報は牟岐町観光協会から発信されていきますので、Facebookページやウェブサイトをチェックしてみると良いと思います。
牟岐町観光協会