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コンビニには真似できない、買い物+α!牟岐・辺川の岡崎商店

辺川にある岡崎商店に行ってみると、飲み物なんかのちょっとした買い物をするだけじゃない「+α」がもらえました!お店の様子や品揃え、そして僕が得た+αを紹介してみます。

必ず通りがかる場所にある、岡崎商店

ええ天気の日、時間は昼前くらいです。お遍路さんもちょいちょい歩いてますね。岡崎商店は、国道55号線を美波町側から走ってきて、ちょうど辺川駅への右折の看板が見えた直後、道路の左側にあります。停車帯が長くて広いので、交通量の割に停めやすいですね。

正面はこんな感じ。「昔ながらの商店」って感じがいいですね。「全日食チェーン」の加盟を表すZのマークが目印です。

と、店内に入らずに自販機を観察。なんだか、全体的に安くないっすか!?特にこの自販機は100円玉1枚持ってれば10種類以上から選べます。(▶▶▶上記は執筆現在のもの!物価上昇により値段の変動がありますので、ご承知置きを!!!)

さっそくお金を投入し、見たことのないロイヤルトップなる飲料を買います。自販機でジュースを買う時「決まったやつを買う人」「気分で選ぶが知らないものは回避する人」「積極的に知らないドリンクを選ぶ人」というパターンに分かれると思うのですが、僕は積極派です。

ぴ。ジャコン。と出てきました、ロイヤルトップ。なんと名古屋牛乳株式会社と書いてあるじゃないですか!小中学校時にずっと給食でお世話になっていた200ml瓶牛乳が懐かしいです。地域によっては紙パックや味変えるやつがある給食牛乳、牟岐はどんな感じなんだろうか。

まだ何もしていないのに、ロイヤルトップを飲みながら休憩。なんとお店の横にはお遍路さんの為のお休み処・トイレが併設されているのです。綺麗に管理されていてすごいなと思います。

自分勝手に一休みしたところで、お店の中へ。窓にはポスターやらシールがあります。こちらの女優さんが宣伝する春のパン祭りは、もはや恒例行事ですね。写真では見えづらいですが、入り口横には牟岐の女優さんによる「日本酒・むくの木」のポスターも。

セールの情報が手書きで書いてあります。くっきりした文字と「得な値」ってどストレートな表現で、購買意欲をわし掴みにされますね。

 

そしてお店の中へ

お店の中の印象は「明るい、広い、きれい」ですね。取材も快くOKいただきました。

まずは、お酒やたばこのコーナー。一揃いの種類がありますが、やはり日本酒・焼酎がたくさんあるところを見ると、その需要が多いのでしょう。アート展でのコラボ商品である、極旨でデザインがとても素敵な日本酒「むくの木」も置いてますよ。

カウンター側から見た店内。パン・おにぎり、お菓子が近い棚にあります。

冷蔵の商品やカップ麺。ジュースはよく冷えてうまそうです。カップ麺用のお湯もあるみたいです。

それにしても、飲み物安いなー。これからの季節、お茶やポカリなどは暑いのでガンガン売れていくでしょう。

見たことのあるパッケージ。泉源の干物やちりめんもここで買えますね。

ダイエット中の方は見ちゃダメなコーナー、甘いチョコレート、飴系がズラリと並んでます。飴はドロップスやニッキ飴など、少しレトロな感じ押しで良いですね。

雑貨も棚の上まで豊富です。特に、軍手に注目すると…

なんと!バラ売りもしてるんですね!こりゃ便利だ。

日用品は農業資材も多く、塩なんかは業務用タイプを置いてあるのを見ると、お店周辺の農家さんの需要も多そうです。農作業したり漬物作ったりするのに、手軽に買いに行けて便利なのでしょう。

そして、アイスの冷凍庫。いろいろ入ってますが、定番商品が取りやすい位置にあります。夏になったらスイカバーもあるのかな。

お店の方と雑談中、思いがけずスゴイ情報が出てきた

お菓子やパンを買いつつ、岡崎商店のお店の方と雑談。地域活性化センターや協力隊、アート展の話題から、いつしか話は「お店やセンターのあたりは、昔どんなだったか」という内容へ。

「河内小学校(地域活性化センターの建物)は、ずっと昔の明治くらいには赤水の辺りにあったらしいうぇ~。」

「ほの頃は、ほんまにようけ子どももおったなあ。山の方にも分校場があったでな。」

「店の前の国道も、昔は狭くてなあ。舗装されて幅も広うなった。」

などなど、店主の岡崎さんが昔の様子を話してくれました。ご自身の生まれる前のことまで知っていらっしゃるというすごい人物です。

そうしている間にも、時折お客さんや配達の業者さんが入れ替わり立ち代わりで来店します。仕事の合間に「おっちゃん何でもしってるけんねぇ、色々教えてもらいよ~」と、お店のお姉さんが(残念ながら写真撮影は断られましたが)笑顔で話に混ざったりしてくれました。

そして岡崎さんから、突如として重大な秘密が。

「今の河内小は六角形の校舎やろ。あの形になった経緯があるんよ。」

-えぇッ!!?ここで六角舎の建物の歴史が聴けるとは。いったいどんな経緯が?

「当時、校舎の建設の話し合いがあったんやけど、子どもも多い時分やったから『出来るだけグランドを広くとろう、なるべくスペースを取らない校舎を建てよう』とみんなで方法を考えとったんよ。」

「ほしたら、阿南の加茂谷にある六角形の学校が良さそうやと、みんなで視察に行ってほんで決まった訳や。」

なんと、六角舎(の建物)には兄弟がいたのです。現在もまだ残っているかどうかわからないですが、リサーチする価値アリですね。

実はこんなに近い岡崎商店

岡崎商店の場所、辺川あたりだから遠そうですが、その辺をグーグルマップできっちり調べてみました。

六角舎から岡崎商店まで車で2分、歩いて19分。ゆるやかな坂道です。

対するは某大手コンビニ。

六角舎から某大手コンビニまで車で2分、歩いて17分もしくは20分。やや平坦ですが、お昼時などは交通量が多い。

このように、そんなに距離が変わらないんです。ということなんで、積極的に岡崎商店を利用したいですね。

便利なだけじゃなく、+αが得られる岡崎商店。もし行ったことない人は、是非行ってみましょう!

岡崎商店 詳細情報

【定休日】 日曜日
【営業時間】 9:00~18:00
【電話番号】 0884−72ー0303

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