古牟岐へ行く途中で見つけた、和める雰囲気のたこ焼き屋があるので紹介しましょう。
砂美の浜から古牟岐に向かう途中に、たこ焼きののぼりが出ているのをちょくちょく見かけて気になっていたので、ある日の午後に行ってみることに。
近づいてみると、「さんぽみち」という名前のお店のようです。軒先では3人ほどのおっちゃん達が、テーブルを囲んでお茶をしていました。
ちなみに店のすぐ目の前は、こんな感じの素晴らしい浜になっています。ほんと、牟岐には美しい浜が多いですね。
早速、たこ焼きを注文。僕はたこ焼き、お好み焼きといった粉モンが大好きなのですが、やはり関西以西は粉モン文化のおかげか、どこに行っても、もちろん牟岐町でも、たこ焼きやお好み焼きをリーズナブルに食べられるのがこの上なく嬉しいです。
焼き上がりまで10分少々ということで、店の様子を拝見。先ほどのおっちゃん達は釣り客だと、店のおばちゃんが教えてくれました。店のご主人のお父さんが古牟岐の船頭さんらしく、釣りの帰りにはここでよく談笑しているみたいです。
正面には、何やらきれいに飾られた雑貨がたくさんあります。
なんと、たこ焼きを売る傍らで手作り雑貨も展示販売しているんですね。
たこ焼き屋で駄菓子などを売っているというのは子どもの頃にあったような気がしますが、手作り雑貨とは素晴らしいですね。くじらの楊枝差し、花のブローチみたいなもの、瓶玉、ペンダント、何かミニチュアの道具などなど、手が込んでいる作りの雑貨が棚の上まで並んでいます。好きな人にはたまらないんじゃないかと思いますね。
これらの雑貨、なんと店のご夫婦や息子さんや娘さん、おじいさん、など親戚の方がそれぞれ得意なものを作って展示販売しているとのことです。なんと手先の器用な一族だろうか。
ほどなくして、たこ焼きが焼きあがったようです。容器の底にソースを塗り、たこ焼きの上にも塗ってます。味が万遍なく付きますね。
「は~い、お待ちどう様!」とたこ焼きをテーブルまで持ってきてくれます。とても笑顔で感じの良いおばちゃんです。
ご丁寧にお茶まで入れていただきました。海を見ながら、たこ焼きで一服。素晴らしい時間ですね。
もちろんテイクアウトも出来ます。ということで六角舎まで持って帰りました。
「うん。うまい。」シンプルな感想の大さん。
たまたま来ていた西さん。「うん、うまいね。」反応が、どこか大さんと似ている。
そして、「食べるところを絵に撮るなら、この人だ」との呼び声高いみなみさん。「ああ、美味しいですねー!」との高評価。
かなり柔らかめで、ほおばると優しい味のするたこ焼きでした。また食べたくなる、ほっとする感じのたこ焼きを皆さんもいかがですか?
たこ焼き「さんぽみち」詳細情報
[営業日]水曜定休
[営業時間]10:00~16:00(おおよそ)