新米の収穫イベントの様子を
徳島県は全国的に非常に収穫時期が早く、多くのところがすでに稲を刈っている風景が見られる季節となってきました。
この日は「牟岐生産者産直市部会」「農業を守る会」「自治体」が牟岐町橘で、地産地消を目的とした新米の収穫イベントを行っていましたので、そんな様子を写真を撮影しながらお邪魔してきました。
台風が近づいているため、どんよりと曇っており、今にも雨が振りそうな9月2日の日曜日でしたが、多くの参加者の方がぞろぞろといらっしゃいました。
この日のイベントはお米の収穫体験を交えての交流会。
若い担い手が中心となって始まったイベント実施者の一つである「農業を守る会」。他にも色々な職業の非農家の方々も関わっており、こうしたイベントは以前スウィートコーンの収穫を皆さんで行ったそうですが、お米の収穫は今回初めて行うそうで、多くの参加者はそうした関係者の繋がりから参加されているようでした。
体験型イベントということもあり、お子さん方が主役となるようなイベント。
牟岐で唯一、兼業ではなく専業として農業を行っている井上さんから簡単なレクチャー。
それを見て子どもたちが体験。
そしてそれを見守る大人たち。
男の子なんかは結構張り切って、俺が一番はやいぞ的に刈ってました。
普段なかなか会うこともない大人たちも、こうしたイベントを子供を連れてきたことによって、久しぶりに顔を合わせ、交流をしていたように感じます。
子どもたちはトラクターに乗って体験も。
子どもたちからしたら、ちょっとしたアトラクションにでも感じるかもですね。
程よく手刈りをして、あとはトラクターに任せます。
その後は近くにある橘公民館に移動をして、今日の絵日記を書いています。
みんなめっちゃ楽しそう。
夏休みの宿題にちょうど良さそうと思ったら、もう明日から夏休み明けでした。
こちらは牟岐で作っているお米の七品種たち。
他の町ではこうしてたくさんの品種を作っていることが珍しいらしく、その珍しさをネタに昨年からこのお米たちのブランディングを始めているそう。
このイベント自体も、牟岐のお米を知ってもらい、地産地消につながれば良いという思いから始まっています。
そしてその後はバーベキュー。
大人は大人で交流をし、子供は子供で遊びまくる。
そんな場が昔と比べて今は減っていっている牟岐町だと思いますが、こうしたお米をキッカケに交流する場が増えることは素晴らしいことですよね。
農業を守る会の会長 井上さん
この「農業を守る会」の会長を務めるのが井上さん。
約5ヘクタールの田んぼで3種類の米を作っていたり、併行して暑い時期はオクラなどの夏野菜、冬はブロッコリーを栽培しております。また改めて牟岐人で詳しくお話が伺えたらなと思っております。
牟岐人にて、井上さんについての記事が楽しみです(・ω・)